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群馬県立歴史博物館 「ブル-ノ・タウトの世界」

 早いもので2月に入りました。春の気配を感じるとはいえ、まだまだ寒く、乾燥もきびしいです。くれぐれもお体に気をつけてお過ごしください。



 



 群馬県立歴史博物館で開催されている「ブル-ノ・タウトの世界」を見に行きました。

 ドイツ人建築家ブル-ノ・タウトは、ナチスを逃れ日本に亡命し、昭和9年(1934)8月から約2年3ケ月にわたり高崎に滞在、少林山達磨寺洗心亭に居を構えていました。

 日本では建築家としての仕事はほとんどできませんでしたが、執筆活動や工芸の指導を行っていました。

 ヨ-ロッパでは都市計画家、建築家として知られるタウトですが、日本滞在で残していった木工、金工、竹工、漆工の貴重なデザイン画や実物が展示されています。
















 高崎の実業家井上房一郎を始め様々な人の協力や支えがあり、地元の職人たちと共同で数多くの素晴らしい工芸作品が生まれました。当時の日本でタウト夫妻が暮していくことは大変だったと想像しますが、どんな状況でも理念を持って何かを生み出していく力強さを、今回の展示を見て感じました。


 会期も終わりに近づき、あさって7日までとなりました。興味のある方はぜひお出かけください!事前予約制です。詳細はこちら↓


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