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木材セラピ-

 最近、新聞などで「森林セラピ-」についての記事を時々目にします。もしかしたら体験された方もいらっしゃるかもしれませんね。私も何年も前になりますが、上野村で開催された「森林セラピ-」に参加したことがあります。森の中へ入り深呼吸したり、寝そべったり、木に抱きついたり…その後は温泉に入りリフレッシュ!自然に触れることにより、生理的リラックス状態がもたらされ、とても気持ちの良い体験でした。

 

 わざわざ森にいかなくても、家に居ながら「森林セラピ-」と同じ効果が得られるのが「木材セラピ-」です。「木材セラピ-」は「自然セラピ-」のひとつで、千葉大学環境健康フィ-ルド科学センタ-の宮崎良文、池井晴美教授が2021年に造った言葉、「人と木材間の相互作用や、木材が人にもたらす生理的リラックス効果を解明する学問」です。

 脳活動、自律神経活動などの生理指標を用いて、五感を通してもたらされる木材の快適性増進効果を客観的、科学的に明らかにし、社会における理解と、木材消費の促進をもたらすことが「木材セラピ-」研究の目的です。

 

 床を無垢の板張りにする、無垢の木の家具を使うなど、日常生活において「木材」を効果的に利用し、見たり触れたり、香りを嗅いだりすることで生理的にリラックスし、ストレス状態において抑制されている免疫機能も改善するという「予防医学的効果」がもたらされ、今後、医療費の削減に貢献すると期待されている研究分野です。

 

 「木の家に住みたい!」と思う人が多いのはどうしてでしょうか?

人類が誕生したのは600万~500万年前とされ、ずっと自然環境下で進化してきました。自然対応用の体を持つ私たち、今の都市化・人工化された社会で生きていくのはストレスが大きいはずです。

 自然素材である木材が人の心身に良い効果を与えることは、皆さん漠然と感じていることでしょう。これから「木材セラピー」の具体的な内容について少しずつお伝えし、もっともっと木材の良さについてアピ-ルしたいと考えています。どうぞお楽しみに!!

 

*参考文献 

「木材セラピ- 木のやさしさを科学する」 宮崎良文・池井晴美編著 創元社





 

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